日本釣り環境保全連盟　２１年度事業報告書

Japan
Ecology Fishing
Federation

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認定特定非営利活動法人　日本釣り環境保全連盟

令和２年度事業報告書

１　事業の成果

釣り環境保全リーダー講習会事業
				1.青少年健全育成事業
					フィッシングエコリーダーが中心となり、青少年の健全育成のため地域市町村の教育委員会等に協力していただき、子どもたちの環境保全を踏まえた釣り教室・清掃活動を昨年度に引き続き、子供ゆめ基金から助成金を頂いて実施しました。尚、本年度も文部科学省・農林水産省・環境省・国土交通省の一般社団法人全日本釣り団体協議会、各地の教育委員会等に後援をして頂きました。今年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて開催地も少なく、実施出来たのも8カ所でした。感染症拡大の影響を鑑みて止む終えず中止をした会場は4会場にのぼりました。しかし、軒並み全国の子供達へのイベントが中止してしまったからか、昨年度よりは、問い合わせも多く、全国の会場において感染症予防対策として、検温・体調チェック・消毒薬の設置・ハンドソープの設置・フェイスシールド・マスクの着用を参加者スタッフ全員が行い万全の態勢で開催しました。２２８人の小中学生親子が釣り体験教室に参加してくれました。

				2.釣り環境保全リーダー事業
					釣り団体の協力のもと、釣り大会に併せて釣り人を対象にフィッシングエコリーダーによる環境保全講習会を、全国５会場で開催し、１９９人もの方々に講習・釣り場の環境保全活動に参加していただき、釣り人のマナーの向上と環境保全の啓発活動を行いました。

					全国３会場でフィッシングエコリーダー資格試験を行いましたが、今年はコロナウィルス感染症拡大の影響を受けて、止む終えずヒューマンアカデミーフィッシングカレッジの学生のみに実施し、受験者５４名、合格者数４３名でした。尚、一般の受験者150名の受験手数料は預かり開催は延期となった。

その他目的を達成するために必要な事業
				3.清掃事業
					湖底清掃は、今年は、山梨県森林環境部環境保全重点課題対策事業費補助金を受けて事業を行いました。西湖と河口湖（ロイヤルワンド）（一社）全日本釣り団体協議会からの依頼で河口湖（小海公園前）をダイバーによる湖底清掃及び水際の清掃活動を行い、ゴミ回収の作業で西湖は60.2kg・河口湖ロイヤルワンドは123.2kg・河口湖小海公園付近は42kgの湖底のゴミを回収する事が出来ました。陸上の清掃活動としては、釣り教室開催時、及び環境保全講習会時などに、釣り場周辺の清掃活動を参加者全員で行いました。

２　事業の実施に関する事項

(1)　特定非営利活動に係る事業

定款の事業名	事　業　内　容		実施日時	実施場所	従事者の人数	受益対象者の範囲及び人数	支出額　（千円）
釣り環境保全リーダー講習会事業	釣り環境保全リーダーの育成及び環境保全講習会を開催		8月～10月	全国５会場	17人	釣り人 199人	253
釣り環境保全リーダー講習会事業	フィッシングエコリーダー資格試験の実施		12月５日	全国3会場	5人	釣り人 54人	253
青少年健全育成	子どもの釣りと環境保全の教室を全国で開催した		8月8日～ 11月22日	全国8会場	52人	釣りに関心がある小中学生親子228人	4,597
釣り場清掃事業	ダイバーによる水中清掃及び水際での清掃を行った		10月4日 11月8日 12月6日	西湖1回河口湖2回	11人	不特定多数	626
釣り場清掃事業	釣り教室開催時に陸上清掃を行った		5月～ 9月	全国	1,485人	不特定多数	626

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